クサソテツ(コゴミ)

2007年04月13日


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クサソテツ(コゴミ):食(若芽、茎)

国民的に愛されている山菜、と言ってよいかも知れません。緑緑したいかにも新緑をあらわす茎の色、そして茎のふちの黄緑色との対比も、何と言うか「さあこれからみずみずしい春が始まるぞ!」と自然界が叫んでいるようで文句ありません。愛称のコゴミは、人が背をかがめて座っている姿から来ていますが、可愛らしさも抜群です。

湿り気のあるところや沢沿い、林の縁などに生えます。ことにイネ科のオギやヨシ等の太った茎が枯れて水辺や湿地に群生して倒れていると、その下から見事なコゴミが発生することがよくあります。枯れ枝の下がよほど住みやすいのでしょう。枝の下がふかふかして蒸れた状態が好きなのだとにらんでいます。上物のワラビもこのような環境が好きです。株ごと総て採ると弱ってしまいますから、2~3は残すようにしましょう。

私は塩ひとつまみを入れた熱湯で軽くゆで、鰹節、醤油で食べるのが好きです。わさび醤油やからしの和え物、たらこマヨネーズ和えはロッジで人気があります。天ぷらその他、料理方法が多様なのも、国民的山菜たる所以です。

 

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このような場合、小さいものを3つくらい残すと良いでしょう。

 

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この程度の背丈では採るのはまだ早いですね。

 

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葉がかなり開いています。まだ食べられますが、無理して採るほどではありません。採るとしたら、背丈の低い、先がくるくるっと巻いているものだけにしましょう。

 

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株にまだ元気がないので、全般に細めです。採らずにそのままにしておけば、段々に株は太くなることでしょう。

 

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ここまで葉が開いてしまうと、もう食べるのには向きません。

 

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さながらコゴミ城です。葉はほとんど開き、一斉に胸を張っています。コゴミ城の兵士諸君、私がここへ来るのが遅すぎました。紛れもなく皆さんの勝ちです。私は又来年の戦いを楽しみにしています。どうか栄養を蓄え、お太りください。

 

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もう、コゴミの林状態です。

 

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イヤー、きれいですなー!

 

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前年に枯れた胞子葉が、新芽と同じ株にいる様子が分かります。

 

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コゴミは株を作っていきます。仮に今出ている新芽を全部採ってしまうと、私の経験では翌年何も出てこないことが多いように思います。つまり全滅です。この株ですと、大体8本くらいの芽が出ています。その内の大きいほうから4本を採取します。あとは繁殖用に残します。仮によく立ち上がっている2本の葉が開いているときには、その2本と小さい新芽の2本を残し、中間の大きさ4本を採取します。既に採取した痕跡が残されていたら、繁殖用を採るのは控えると子孫に貢献し、自然界に喜ばれます。

 

   

 

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