アワユキカヤタケ(仮称)

2007年08月07日


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アワユキカヤタケ:食

真夏の暑い日に斑尾山の山麓へ出かけました。もしかしてきのこが出ていないかなー♪と口ずさんで歩いていると、目に飛び込んできた白いきのこの群落が、あそこにも、アーここにも。一気に胸は高まりました。森の様子は、シラカバとミズナラ、カラマツの林です。
ぱっと見た目にはオシロイシメジでした。へー、こんな早い時期に見つけるのは初めてだ、と思いながら良く観察してみると傘の表面に白い毛がたくさん生えていました。オシロイシメジにはこんな毛はありません。すわ、新種!余計胸は早打ちし、四方八方から見つめました。
傘は丸山形からやや漏斗形になり、中丘のものも多い。成長した周辺部はめくれたり波打っています。表面は二重、三重の紋を描き、色は白色。白い産毛が密に生えています。オシロイシメジの傘は壊れやすいのですが、これは割合しっかりしています。ヒダは垂生で密、柄は上下ほぼ同じ太さで少しソフトな中実。
家へ持ち帰ってから早速調べに取り掛かりました。君は一体何者?
次から次へと本を調べて見ましたがどこにも現れません。そして何と最後に見た本で発見しました。小宮山勝司さんの「よくわかるきのこ大図鑑」(永岡書店)に、アワユキカヤタケ(仮)キシメジ科、正式名称がまだ無いきのこ、食毒不明とありました。 さて、そこで私が次にとった行動は、このオシロイシメジにも似ていて、ヒダと柄はカヤタケにも似ている新種を自身で試食してみることでした。今のところ食毒不明ですが、致命的な毒を持つきのこには含まれていないので、試食に値すると脳細胞がそそのかすのです。
直径3センチくらいの傘を4分の1取り、網焼きにしました。よく熱を通します。とても良い香りがして、かじると旨味がたくさん口に広がりました。歯切れもよく美味い!。そして1時間待ちます。胃に異常なし。次に2分の1を同様にして食べてみました又1時間経過。問題なし。そして1個と4分の1を食べる。1時間後問題起こらず、スープにいくつも入れてよく熱を通しました。
翌朝このきのこスープを食べ、異常なし。アワユキカヤタケは、食べられることが確かめられました。美味いですよ! 私のこの方法、誰もが試してよいことではありません。くれぐれもお気をつけ下さい。きのこの世界は不思議な世界です。色々調べて、それなりの考えをもてたとき、時間に余裕を持ったとき、たまに自分に試すことがあるのが私の流儀です。

 

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