
筋湯温泉打たせ大浴場は温泉街の中にありました。コインで入る珍しい方式です。浴槽の脇にいくつも打たせ湯が並んでいて、日本一と言っています。お風呂は暗かったし、お天気も悪かったので、写真もどうも暗くなってしまいました。ナトリウム塩化物泉58~63℃の気持ちの良い湯船でした。 料金:300円。営業時間:6:00~21:30。住所:大分県玖珠郡九重町筋湯、TEL0973-76-3866

筌の口温泉(うけのくち)共同浴場は、九十町町営の共同浴場です。褐色の湯が長円形の大きな湯船にあふれていました。私はこういう雰囲気の共同浴場が大好きですから、長湯しました。土類炭酸水素泉48.6℃。料金:200円。営業時間:24時間、但し水曜21:00~22:00、土曜5:30~8:00は清掃。休日:無し。住所:大分県玖珠郡久重町田野、TEL0973-76-3150

えびの温泉露天風呂は、幻の温泉になりました。私たちが入ったのは平成17年4月でしたが、10月から源泉温度が低下し、平成18年度から完全休業となってしまいました。理由はわかりませんが、温泉は本当に生き物なのですね。

新湯温泉新燃荘(しんもえそう)は、霧島温泉郷の新燃岳麓、標高920mにあります。水虫やアトピーなどの皮膚病に効く温泉として知られ、乳白色の単純硫黄泉、臭いも強くて 熱い、秘湯のムード満点でした。
料金:500円。営業時間:7:00~22:00.休日:無し。住所:鹿児島県姶良郡牧園町高千穂3968、TEL0995-78-2255

混浴の露天風呂です。底には湯の花がいっぱいたまっていて、私にはご機嫌でした。

内湯です。

これも内湯です。

縦位置で撮影しました。

広田鉱泉・奥の湯湯元館は道のどんずまりにありました。柏崎ICの下を通り抜け、山へ向かって越後広田駅のそばを通り、後は看板に従ってどんずまりへ。
越後路の秘湯にふさわしい奥の院でした。開湯は150年くらい前の天保の末、小千谷街道沿いの薬湯・湯治場として親しまれてきたそうです。
私が気に入ったのは堂々と鉱泉と銘打っていることです。鉱物含有が豊富な泉、鉱泉の名前を使うところは温泉法が改正されて以来、極端なくらい減ってしまいました。そりゃー、最初から温度が高い方が温泉としてわかりやすいけれど、昔は鉱泉の名泉も結構知られていました。温度が低くったって良いじゃないか、温めれば。中実が優れているかが問題だよね。
今では全国各地、温泉と言っても十っぱひとからげの感もあります。ま、それはともかく、山中にきりっと装い、昔風の心地よさを漂わせ、おもてなしの気持ちを示す気風が感じられる良い温泉であり、宿であるなーと感じました。
料金:500円。営業時間:不明。休日:無し。住所:新潟県柏崎市大字広田770、TEL0257-25-3500

玄関を入ると、この戸をあけて奥へお入りくださいませの案内が。

戸を開けると右手のカウンターにメッセージが。ご用のある方はこの電話で及びください。呼ぶと同時に奥から女性が現れ、どうぞこちらへ。

カウンターの左は大広間なのか、何なのか?テーブル、椅子、ピアノもありました。右の赤いじゅうたんに導かれてさらに奥へ。

扉を開けると長い廊下が現れました。奥は宿泊棟のようです。ゴミ箱のところを左へ曲がると‥‥

ロビーかな?いや、休憩室かな?ここを右手に見て左へ進むと‥‥

男湯になりました。

脱衣場と、その先の浴室です。

内湯は手前が浅く、奥が深く作られていました。お湯に入るとツルン、中がとてもよく滑ります。温泉成分のせいなのでしょう。源泉は16.6℃と冷泉ですが、加温の湯加減は熱いくらいです。木造の作りが気分をゆったりさせてくれます。内湯の外が露天風呂です。

露天風呂も熱いくらいでした。降り積もった湿った雪が時折り上から落ちてきます。べちゃっ!。しかし湯船には落ちてきません。庭園を眺めながら、落ち着けます。

成分表です。メタケイ酸イオン8249mg、ヒドロ炭酸イオン4472mg、メタホウ酸イオン4281mg、上位3つの多い成分です。
この後、帰る時に館内で迷いました。出口、どっちだったっけ?

柏崎市の大崎温泉・雪割草の湯へ行ってきました。柏崎市街地から出雲崎の方へ日本海沿いに走り、地震で壊れたトンネルを迂回して再び海沿いへ出ると、日本海の真向かいにありました。付近に雪割草の里という名所があることから付いた名前です。
雨混じりの雪の中、温泉からは疲れをとったお年寄りの皆さんが帰るところでした。泉質は鉄分を含んだナトリウム塩化物泉、20.6°C、スベスベの湯と呼んでいるそうです。料金:大人500円、子供300円、幼児無料。営業時間:10:00~20:00。休日:毎月曜日(祝日の場合はその翌日)。住所:新潟県柏崎市西山町大崎1190、TEL0257-47-2113

浴槽の向こう側に電信柱が見えますが、その先は日本海です。今日は雨混じりの雪だったので空も暗いのですが、晴れていればさぞ気持ちが良いことでしょう。浴室の写真を撮るために誰もいないのを幸い、窓を開けてみたのですが、冬場は外の気温が低くて冷たい空気が中へ進入するばかりで、ついに湯気は退散してくれませんでした。
先にお湯を上がった方が脱衣場にいて、「湯気が出てくれませんね」と話かけたら、「カメラ、湿気は大丈夫なのですか?」と心配されてしまいました。「一度シャッターが壊れました」と言えば、「そうだよね、お風呂は大敵だよね、ま、気をつけて」と慰めてくれたのかあきれられたのか‥‥。裸のまま、入り口のドアを開けて腰掛け、出来るだけ湯気の少ない低い位置でカメラを構えているなんて、通常の神経ではないですよね、ハイ。
お湯は肌が滑らかになりました。撮影の後お湯につかり、また良く温まりました。

脱衣場の様子です。

効能表です。

休憩室からはまた一組、今日のおしゃべりタイムを楽しまれた方々が帰って行きました。
追記
実は本日は30年くらい前に泊まったことがある、柏崎市内の柏崎温泉湯元館へまず入ろうと出かけたのでした。市内の様子は当然ながら様変わり、さっぱりわからなくなっていたので町の人に尋ねてみました。まずは髪を切ってもらった、床屋のスタッフの皆さん方に、「柏崎温泉湯元館はどの辺にあるかご存知ですか?」「えっ、わからないですねー‥‥」「ほ、ほんと?、誰も知らないなんてやだなー」。
次に柏崎駅構内の観光案内所で聞いてみました、「あのー、30年くらい前に泊まったことがある柏崎温泉湯元館を探しているのですが‥‥いいお風呂だったんですよ。宿と公衆浴場が一緒の建物の中にあって、不思議な良さだったんです。」、「えっ湯元館ですか?、それはだいぶ前に辞められて、今はないんですよ。何か、懐かしい方が多いのか、ネット上でうわさが飛び交っているのか、よく聞かれるのですが‥‥」。
とても親切な観光案内所の女性職員でした。

妙見温泉は霧島火山に湧く温泉です。温泉雑誌で見た石原荘の写真が素晴らしくて、行こう行こうと連れあいは特に所望しました。娘と息子は「写真を見ながら、露天がいいね」、愛犬は「どうせ車でお留守番だからお好きにどうぞ」という訳で、立派なホテルの玄関前に立ちました。
入浴料金1,200円に一瞬ひるみましたが、意を決して入りました。大浴場「天降殿」(あもりでん)は岩風呂、落ち着いていました。ちょっと奮発したのでゆっくりつかりました。炭酸水素塩泉56℃、昔からラムネ湯と呼ばれていたそうで、二酸化炭素成分が多く、よく温まります。源泉掛け流し、宿の自家源泉が4本あります。
料金:1,200円。営業時間:大浴場10:00~15:00、椋の木露天風呂・男性専用10:00~15:00、混浴露天風呂15:00~0:00。休日:無し。住所:鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376、TEL0995-77-2111

椋の木(むくのき)露天風呂です。右の方から覆いかぶさっているのが椋の木です。新川を眺めながら、なかなか風情がありました。
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