
奥日光へ出かけた帰り道に見つけました。金精峠から沼田へと降りて行く途中の片品村で看板を見つけ、寄り道してみました。普通の家みたいに見えましたが、玄関を開けると小振りの温泉センターに早変わり。この内湯の向こう側が露天風呂です。 営業時間10:00~21:00、定休日は第1と第3水曜日、入浴料金は大人500円、子供300円です。群馬県利根郡片品村幡谷535 TEL0278-58-3630

頃は11月上旬でしたが、庭園風に造られていました。温度はちょっとぬるくて、あまり長く入っていられませんでした。内湯はちょうどよい湯温でした。

普通の住宅と言った感じであるところが面白い。

効能書きです。源泉は41.5度と書いてあります。

5~6年振り、いやもっと振り振りかも知れないくらい久し振りに行ってきました。野尻湖から車で約30分くらいの燕温泉下の日帰り客駐車場に車を置き、温泉の急坂を登り、それから遊歩道気分の道を7~8分歩くと河原の湯に到着します。
白濁したやわらかいお湯がたっぷり注がれています。今日の湯加減はややぬるめ。首まで浸かって向かい側の渓流を見ていると、自然っていいな~♪としみじみ思えてきます。こんないいお湯を長年提供してくれている燕温泉組合の皆さん、ありがとうございます。施設:男女別の脱衣場、料金:なし

以前は脱衣場の向きが川の方だったと思うのですが、変わっていました。以前は扉がありませんでした、確か。今度は具合いのいい扉が付きました。初めて私がここへ来たのは35年くらい前でした。ほとんど変わっていません。変わらない良さ、ありがたいです。17~18年くらい前に来た時、小さかった娘を背負って歩いていた女房はつまずいて転び、歯を折った、なんてこともありました。

ハナイグチ(ジコボウ):食
カラマツの根と共生している菌根菌です。ハナイグチはカラマツの根から養分をもらい、お返しに土から水やリンなどを吸ってカラマツに与えています。又カラマツの根に対して、土の中にいる病原菌からの攻撃を防いでいるそうです。生きている木と共生している訳ですから、カラマツの木を見つけたら辺りをよく見てみましょう。ことにカラマツの木のそばに空間があり、草地があるようなところが大好きな環境です。

イグチ科のきのこの傘の裏面がスポンジ状になっていて、この部分を管孔(かんこう)と呼びます。この写真のようにスポンジの粒粒がほとんど目立たないくらいきのこが若いと上物です。柄の長さの中間くらい、色が変わるあたり、あるいはつばの下あたりで切り落とし、上部を鍋に入れたり、煮つけるのもよいですね。さっとゆでて醤油漬けにする”漬け”は絶品です。

サルナシ:食(果実)
サルナシはキウイフルーツの原種になります。実を半分にかじった時に断面が出て来ますが、なるほど、キウイとそっくりです。手で触れた時に柔らかいと熟していてとても美味しいです。山できのこ採りをしていると、ちょうど同じころに熊は木の実採りをしています。そして、サルナシは大好物のようです。
ある時、山の奥深く入ったときに熊の新しい糞を見つけました。辺りを注意深く見まわしましたが、熊の気配を感じません。30メートルくらい山を降りると、小さな沢沿いにサルナシの大群落を見つけました。大喜びで実を採り続け、果実酒にしたのは言うまでもありません。私はサルナシとヤマブドウの果実酒が大好きなのです。 しかし考えてみるとあの時、熊は遠くから我々を見ていて「俺の好物を取られちゃった‥‥」と嘆いていたような気がしてきました。

ツノハシバミ:食(果実)
サルナシのそばにツノハシバミを見つけました。実の表面は細かいとげのような毛がびっしりと生えていて、素手で触ると痛いですよ。中の実を取り出し、フライパンで煎ったら美味しいのなんのって‥‥。

ツノハシバミの表面にとげ状の白い毛が見えます。

サックスタケ(仮称)
どうも図鑑を調べても見つかりません。質感はカヤタケのような感じです。見た目が、テナーサックスに似た印象をもったので、時にサックスタケとしておきます。食毒不明です。
サックスタケのアップです。採取したのは9月26日です。

トチノキ:食(果実)
標高が低いところから1,300mくらいの高い山まで、野尻湖付近にはたくさん生えています。そして大量の実がなります。冷害の年にも取れることから、昔から救荒食物として貴重な存在でした。山の動物たちにとっても、ブナやヤマブドウ、サルナシの実などと共に主食なのだと思います。
ところが昨年(2006年)の秋は、ここ40年くらいの中でも経験したことがないほど、山には木の実がなりませんでした。ヤマブドウは極少、サルナシは皆無、ガマズミも極少、そしてトチの実も平年の30%程度に思えました。だから秋初めには山奥にいたツキノワグマも、秋中盤からは餌が少なくて多くは里に下りたようです。
トチの実からトチ餅を作るのですが、とても手間がかかるので、何だかんだ言って私はまだ試していません。これを信州では「づくがない」と言い、ある人は「俺はトチモチ(土地持ち)じゃないからね」となげきながらつぶやきます。

若い芽が開き始めたころの様子です。

きのこ狩りで森を歩いていたら、鈴なり状の見事なトチの実を見つけました。秋、9月23日の様子です。陽をいっぱいに浴びていました。

ボリューム満点ですね。写真を撮ろうとしている間に、一匹のハチがやってきました。実を食べるのでしょうか?
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